雨時々霰 結構寒い

平成1918年度*1 仕事終わり。けふはほとんど出入りの業者の応対と書類書きしかしなかった

天気が悪かったのでお昼は工学部の食堂で済ませる

食堂から研究室への帰り道、教職員組合掲示板の前を通る。労組だか共産党だかのポスターに「小林カツ代」とあるのが遠目に「小林カッパ」に見えて笑いをこらえていたら すれ違った人に怪訝そうな顔をされた

*1:けふも何度も書き間違えたよ、書類T-T

「社長さんは今いらっしゃいません」

ずーっと前、私が韓国語を独習し始めて間もない頃に某雑誌で読んだ随筆に、とある女性の体験が語られているのがあった。その女性が銀行の窓口で並んで延々と待たされている時に、傍で子供が騒いで、それをロクに叱れない母親がどうしたこうした、とかいう、日本でもよく見掛ける光景の話だったか。まぁ内容はどうでもよい。

面白かったのは、その随筆の終わり近くになって、「その女性、即ち私の母は、…」と、実はその女性というのが筆者の母親であることを明かすくだりだった。これ自体は随筆としてはありふれた技法だが、そこで文体にある変化が起きる。「その女性」に対しては「〜した」だったのが「私の母」になった途端に「〜なさった」と敬語に切り替わるのである。

で、ようやく標題の話に入る。日本語で電話などで話す時、いい大人が標題のような受け答えをしたら確実に笑われるだろう。ところが韓国語では標題のような言い方が正しいとされる。

つまり、日本語が尊敬と謙譲との境目を「ウチかソトか」によって線引きするのに対し、韓国語ではウチだろうがソトだろうが目上の者には全部尊敬で通す。しばしば「絶対敬語」などと言われるやつだ。


しばしば茶飲み話的なノリで語られる日本文化論を聴いたり読んだりしていると、周知のようにもう二言目には「ムラ社会」なるものが論われるわけで、その「ムラ性」の根底に上述の「ウチとソトの区別」があることは謂うまでも無いだろうけれども、では韓国みたいなやり方の国にそうした「ムラ性」が無いのかといったら勿論全然そんなことは無いわけだ。…どころか、「ウチとソトの区別」は韓国に於いてはややもすると日本よりも遥かに濃厚に見られる。

儒教的な道徳観というのは、要は身分なり長幼の順なりといった「タテの序列」で全てを割って行くわけだけれども、そういう考え方と「ウチとソト」で割って行く「ムラ的なるもの」というのはおそらくもともと反りが合わないのだろう。韓国みたいに儒教道徳がはびこると「ムラ的なるもの」は脇に追いやられる。追いやられるけれども消え去ったりはしない。「ムラ的なるもの」無しの縦割り一辺倒では社会がギスギスしすぎる。韓国人は「ムラ的なるもの」を捨てなかった。脇に追いやられつつ捨てられずに残った「ムラ的なるもの」は当然新しい行き場を探してそこに凝集することになる。その凝集したのが「ウリ」なのだと考えると分かり易い。

「ウリ」はその場その場で大きさを変える。一番小さい時は自分と誰か話し相手との2人。一番大きい時は普通は朝鮮人全体(北まで含む)。「全人類」まで行くことは普通は無い。「ウリ」は「ウリのソト」*1との対比に於いてしか意味を持たない。

*1:強いて言うと何だろう。やはり「」かな。

オレンジ色の使えないヤツ

フィードを吐いてるサイトを閲覧している時にURL欄に表示されるオレンジ色のやつ。アレをクリックすると「そのフィードをOperaでsubscribeするか?」と訊いて来るのが鬱陶しい。いや、訊いて来るまではまだよいのだが、Noと答えるとそれで終わっちゃうのが悲しいのよ。何でそのフィードを普通に新規タブで開くくらいしてくれないかなぁ。

私の場合はblog系のフィードは大抵はBloglinesで読みたいわけだ。ニュース記事などははてなRSS行きする場合が多い*1。なので、「フィードをクリックした際にそれを何処に新規登録するかをその都度ダイアログで選べる」ようにしてあるといいのになぁといつも思うのだ*2。それがムリなら「普通にそのフィードを新規タブで開く」なり「フィードのURIクリップボードにコピーする」なりしてくれたほうが使い勝手は良い。

結局そのwebページ中で "RSS" だの "Feed" だの "Subscribe" だの "Syndicate" だのでサーチをかけるか、或いはソースを開いて <link rel="alternate" でサーチするかしないといけないわけで、あのオレンジ色のやつは単なるお飾りになってしまっている。悲しい。その辺をいじるWidgetか何かあるかも知れないから探そう。というかそんなの思いつき次第自分で書いてしまえばよいのだな。Widgetの書き方を先に探そう。ちょっと勉強しよう。そうしよう。

*1:その日その日の見出しをメール配信させてGmailに保存しておく為。

*2:たしかFirefoxの場合だとsubscribeする先を選べるようにはなっているが、これはPreferenceで選んでおいたやつをいつも適用するだけで「フィードを開くたびにその都度選べる」わけではないからイマイチ使えないのには変わりない。

英語版で日本語によるメールの検索が使い物にならない件

前にも書いたようにOperaメーラーとしての機能をもともと備えているわけだけれども、過去に受信したメールをキーワードで検索する時に、キーワードが英文以外だとヒットする筈の無いやつまでヒットしてしまうのが気になっていた。たぶんマルチバイト文字の扱いがちゃんと出来ていないんだろうなぁと思いつつ、細かい条件まで確認できずにいたのだけれども、今日偶然そういう余計なヒットの原因(の少なくとも一部)を見つけた。

一言で言ってしまうと、例えば「蝸牛」で検索すると*1「蝸」と「牛」をともに含むメールが全て引っ掛かるらしい。「蝸かに牛」*2でも「牛蝸」でも片っ端からヒットしてしまう。Googleなんかでやるように引用符つきで "蝸牛" とかやってもフレーズ扱いはしてくれないみたい。これは具合が悪い。どこかいじって直せないか。

ちなみに検索時にこういうことが起きるのはメールの時だけ。ノートでは起きない。

*1:何で「蝸牛」なんて言葉で検索したのかとかそういうことは訊くなw

*2:だからその「かに」は何なんだとか訊くなw

晴れ まぁまぁ暖かい

すっかり春だねぇ


某リトル泉ピュア一郎前総理が夢に出て来た。ホテルの一室で何やら深刻な顔して塞ぎ込んでいたので、無理矢理外に連れ出して何故か怪獣映画を見に行った

同じホテルの別の部屋に外務省か何処かの若手官僚が泊まっていて、何故か着るものを全部盗まれたか何かで部屋から出られずに困っているらしいから、適当に着るものを見繕って持って行ってやってくれとピュア一郎に頼まれてしまい、「何でそんなことを私が」とかブーブー言いつつユニクロか何かの安いのを買って持って行ってあげましたよ。全裸のキャリア君のところまでw


「『オウム返し』が解からない高校生」というニュースを見たらついつい逆サリンテロを連想してしまう。オウムを片假名で書くのはやめてくれ
そういえば「川内康範」がいつも川端康成のにせものに見える

ちょっと前のねみこの日記を見ていたら

餃子をたくさんとアイスを1種食べる

ゲスト・本物のミズ・バレンタインが現れる

という2行が「ミミズを1種食べる」に見えてあせった

いままでOperaの終了がやたら重たかったのは、

どうやらディスクキャッシュの容量を大きく取りすぎていたせいらしい。容量をデフォルトに戻したら普通に数秒で終了するようになった。

キャッシュ周りの設定項目は [Tools] - [Preferences] - [Advanced] - [History] なんていうところにあるので気付きにくいぞ。

そういえば、キャッシュの設定時に "Clear now" ボタンを押してやったらブラウザ全体がウンともスンとも言わなくなった。仕方なくタスクマネージャから殺して再起動する。今度はプロセスは立ち上がってきているのにウィンドウが開かない。放置してご飯を食べて戻って来たら起動してた。キャッシュの後始末に死ぬほど時間が掛かっていただけで、固まってしまっていたわけではないらしい。