あれはやはりSamの声だったのか

例の「アイデアミーティング・新テーマ」のこと.作者の方の13日の日記に あの喋りをどうやって作ったか書いてあるので見てみてね.スクリーンショットがあるので何と言っていたのかも分かります.

私も昔から「よみあげ君」とか「おしゃべりメイト」とかいったアレ系のソフトが大好きで,後者は製品版を買って持っていたので辞書を随分いじくり回したものです.

日本語読み上げソフトの場合,音読み/訓読みの区別を間違えたり,「行った(いった)」を「おこなった」と読んでしまったり*1と,「実用にはチトきついけど可笑しいからいいや♪」みたいな点が多かったのだけれど,最近だとどうなのかな.進歩したかしら.

そういえば「おしゃべりメイト」では,辞書に載っていない漢字の並びに出くわすと無理やり人名として解釈したがる癖があって,例えば「三国志」は「さんごくし」と読めるのに「三國志」は「みくに・たかし」と読んでた.

英語版だとそういう変なことは起きないけれども,やはり非英語国の人名・地名の類はかなりケッタイな読み方をすることがあるようで,むかーし AT互換機用の某サウンドカードに同梱されていた読み上げソフトでは「Pyongyang」を「ぱいおんじん」みたいに発音してた.

上のコントロールパネルにいるSamは さすがに例外辞書のほうも結構賢くなっているのか,「Pyongyang」「Seoul」の類はちゃんと読んでくれる.今試してみたら「Shanxi province」とか「Deng Xiaoping」とかも十分分かる程度には読んでくれる*2.さすがに「Hyundai」とか「Daewoo」とかはチトきついみたいだ.

というわけで,英語モノの場合,日本語のローマ字標記をそのまま読ませると何を言ってるのか分かりにくいから,例えば「karaoke」を「car lah oh kay」とか工夫してやって,どうにか聴き取れる範囲に持って行ったりする.これが結構楽しい.「hatena」の場合もそうで,そのまま読ませると「na」を嫌っているように聴こえる(笑)ので,

Hello friends! let's start today's hot-ten-ah idea meeting.

とかやってやると まぁまぁ我慢できるところまで行く.Samに読ませてみてね.

そういえば,私が昔から好きだったのは,英語版の読み上げソフトで

Uh-hoe chigh mahn-nehn, Pah dehn nehn. Pah!!!

とかやって無理矢理日本語を喋らせてみる遊びデス :D

*1:カ行五段の場合,通常は連用形ではイ音便.「動く→動いた」など.「行く」だけが例外.

*2:尤もこの「x」音については例外辞書でやっているのではないかも.