酸性犬

「警察犬」とか「盲導犬」とかの「〜犬」は、ことばとしては接尾辞扱いでよいのだろうけれども、IMEの辞書の場合は後先考えずにこういうのを片っ端から登録しちゃうとえらいことになる。「さんせいけん」で変換したときの変換候補が標題のような分からんやつがズラッと出て来てしまっては、変換効率アップどころか正しい候補を選ぶのに一苦労だ。体にも悪そうだしなぁ酸性犬。日本国憲法なんて基本敵陣犬*1を尊重しちゃうんだぞ。どうする。

総じて接尾辞というやつは下手に辞書登録しないほうが良い。「系」などはユーザ登録すると危ない類の筆頭だな。「拝啓」と書く筈が「肺系」になっちゃったらもうその瞬間に手紙書くのやめたくなるよ*2。余程頻繁に使う「○○系」は一単語扱いでユーザ登録しておくとして、普段は面倒でも「系列」と書いておいてから「列」だけ消す、とかやったほうが寧ろ速い。

「系」といえば「しぶやけい」は「支部+夜景」にでもなるかと思いきや「渋谷系」で何と一文節扱い。もともと入ってたのかなコレは。「あきばけい」は「アキバ+系」になりました

*1:これなどは「きほんてき+じんけん」と区切ってくれれば犬なんか出て来なくて済むのに「きほん+てきじんけん」と区切っちゃったよ。MSIMEって必ずしも頭から最長一致でやってないっぽいのは何故でせう。

*2:「不快感」と書く筈が「腐海艦」になっちゃったらはてなちゃんのぱんつくらいでモン食い浮き申せちゃうよ文句言う気も失せちゃうよ。あぁ言ってるそばから何だこの変換は。