コンテキストメニューをカスタマイズできないか

これは何もOperaに限った事ではないが、とかくあのコンテキストメニューというヤツは要らない選択肢が多くて不必要にごちゃごちゃしているのが気に入らない。Firefoxの「コンテキストメニュー拡張」なんかもそうで、拡張するだけではなくて要らない選択肢を消せればいいのに、といつも思う。特にあのセパレータの多さは何とかならぬか。

Firefoxのことは措く。Operaの場合だと、例えばWebページ中でテキストの一部を範囲選択後右クリックしたときに出るのはこんな感じ：

上から3番目に "Speak" というのがあるが、これはOperaのテキスト読み上げ機能に選択範囲のテキストを渡す為のもの。この機能をインストールしていない*1のにこんな選択肢を表示されても邪魔なだけだ。

それから、上から7〜9番目にある "Dictionary", "Encyclopedia", "Translate" については各々

http://redir.opera.com/dictionary/?query=%s
http://redir.opera.com/encyclopedia/?query=%s
http://redir.opera.com/translation/?text=%s&from=***&to=@@@

に渡す仕様((最後の機械翻訳については、クエリ from と to はそれぞれ翻訳前・翻訳後の言語を表すコードを値に持つ。和文英訳なら from=ja&to=en とかいった要領。))になっているようで、URLを見れば察しがつくように redir.opera.com が辞書なり機械翻訳エンジンなりにリダイレクトする仕掛け。何処の辞書を使うかといったことはOperaの鯖任せ。こういうのも自分が良く使うサイトに書き換えてしまいたい。というより "Translation" のサブメニュー内に要らない選択肢が多すぎ。「英文をスペイン語に」なんてたぶん一生使わないぞ。この辺の呼び出し先のサーバについての設定は search.ini にずらっと記述してあるのだけれど、それらをコンテキストメニューに表示する/しないといった設定を何処でするのか、というよりそもそも設定変更が可能なのかどうかが分からない。ちなみに search.ini から当該項目をコメントアウトしてやったら選択肢が消えるかしらと思って試してみたが消えなかった。選んでも何も起きなくなるだけだった。

あと、範囲選択していない状態だとメニュー中に "Print" なんていうのがある。こんなものをわざわざ右クリックで呼び出す必然性が理解し難い。 [File] - [Print] で十分だと思うぞ。

"Print" ついでにもう一言。これまたOperaに限らず多くのWindowsアプリが Ctrl+P などという打ち易いことこの上ないショートカットキーを "Print" に割り当てている馬鹿馬鹿しさといったら無い。カーソル移動や検索置換と同じくらい矢継ぎ早に日夜せっせとWeb頁を印刷している人なんていうのがこの世界に1人でもいるならお目に掛かりたいものだ((逆に世界中のEmacsユーザが毎日何枚の印刷ダイアログと新規ウィンドウを各々 Ctrl+P と Ctrl+N で開いてしまっていることかと考えるとこれまたぞっとするけれどな。))。

*1:これをインストールするのに10MBくらい食うらしいので載せなかった。あとで遊んでみたいとは思うけれども。