Firefox2があまり調子悪いのでOperaに逃げたくなっている件
Firefoxが相変わらずよく落ちる。1.5の頃にabout:configの設定でもおかしくしてしまったかしら。そのうち折を見てProfileを作り直してみたほうがいいかも知れない。あぁそういうことを連休中にやればよかったか。気付くの遅い。
あと、「Firefox2でGmailを見るとメールが消える」とかいう話を先日読んだばかりでコワイというのもFirefoxを敬遠しつつある理由の一つではある。
で そのOperaだが、ちょこっと使ってみて 良かった点：
- メモリ消費はOperaのほうがFirefoxよりも4割がた少ない気がする。長時間使い続けるとこの差が顕著に出る。OperaのほうはFirefoxにありがちな「だんだん動作がもっさりしてくる」というのが起きにくい。
- 「バックグラウンドのタブで何か読み込んでいるとフォアグラウンドのタブでの操作が重くてかなわん」という、Firefoxにありがちな現象が、Operaでは殆ど起きない。
- 逆に「フォアグラウンドのタブで何か読み込んでいる僅かな時間に別のタブでも見ていようと思ってもタブ間移動もままならない」ということもFirefoxではよくある*1が、Operaではこれも殆ど起きない。
- ドメインごとのpreference設定がFirefoxよりもいくらか柔軟。Firefoxだと標準ではドメインごとに設定できるのはCookieの受け入れ可否と画像の読み込み可否くらいだが、Operaでは他にJavaScriptやAppletの実行可否だとかREFERER送信の可否だとかもドメインごとに設定可能。
逆にイマイチだと思った点。但しこれはあくまで「拡張をいろいろ入れて使いやすくいじった状態でのFirefox」との比較であって、もしかしたらOperaにも "Widget" とやらを入れてやると何とかなる部分が結構あるかも知れない：
- 操作系（殊にキーバインド）がFirefoxと激しく違うのでかなり梃子摺る。まぁこれは慣れだ慣れ。少し慣れたら[Tools]-[Preference]-[Advanced]-[Shortcuts]をいじってどうにかしよう。
- bookmarkやらhistoryやらをサイドバーで開くという当たり前の操作が何故か無い。当該操作は代わりに "Panels" という特殊なタブを開いてそこから行う。これがどうも調子が狂う。
- Personal bar（Firefoxで謂う所のbookmark toolbarのこと）にフォルダを置いてあっても、Web文書中のリンクをそのフォルダの中にdrag&drop出来ない。
- Greasemonkeyに当たる物が欲しい。これが一番切実。
- 標準で "Block contents" なる機能が備わっており、これで余計な広告は大概消せる。が、これはあくまで「指定したドメインからのコンテンツを表示しない」というものであって、FirefoxでAdblockを入れた状態でよくやるような例えば「div要素でクラス名が"ad"で始まるものはdivもろとも根こそぎ消す」といった技には使えない。従って頁によっては広告を消した後に余白がボコボコ残って見苦しい。
- ドメインごとのユーザスタイル管理が出来るのかどうかよく分からん。Firefoxの場合はその辺は「コンテキストメニュー拡張」にやらせると楽だ*2。
- おまけ。わんわんに入ったら犬移動が死ぬほど重たかったよ（笑）。現在の9.10にする前の9.0xでは結構普通に動いていたと思ったけれどなぁ。そういえばGabblyもちゃんと動作しない。
*1:ショートカットキーでのタブ間移動はまだよいがマウスでタブをクリックなどしてやるとしょっちゅう「応答無し」になる。困ったものである。
*2:コンテキストメニューとCSSに何の関係があるのか首を捻りたくはなるがそれは措く。
