まだよく分からん

昨日書いたことの続きというか半分訂正。昨日書いた内容の最後の方に、明らかな誤りが少なくとも2箇所ある。

MSNに送信される情報の取得にはLast.FMプレーヤーもAudioScrobblerも関わっていない

まず以下の箇所が変:

WindowsメディアプレーヤーAudioscrobblerは、メディアプレーヤー本体が起動されているか否かに関わらずLast.FMプレーヤーから曲目情報を受け取っている

実際、iTunesを普通のネットラジオに繋いでいる場合にもそのラジオ局の名前だけはMSNに伝わっているし、それどころかローカルのHD上にあるファイルを再生している場合ですら曲名がMSNに伝わっているわけだから、Last.FMプレーヤーは関係ない筈。

さらに、メディアプレーヤー側でAudioScrobblerをdisableしてあっても、挙句はiScrobblerをuninstallしてしまってもなお曲名はiTunesからMSNに伝わることを確認した。ということはAudioScrobblerもまたこれら一連の「作業」には関わっていないと見るしかない。

従って、あと考えられるのは メディアプレーヤー側の「MSN Messengerミュージックプラグイン」が独自にというか勝手に何かやっているという線だけ。で、その「MSN Messengerミュージックプラグイン」が何処からどうやって曲情報を拾っているのかがやはりよく分からない。

曲情報を「表示しない」と「取得しない」は別

次におかしいのは以下の箇所:

これがイヤならMSNメッセンジャー本体から曲目データの送信をOffにしておけば済む話なので、

たしかにMSNメッセンジャー側で「『再生中の曲』を表示する/しない」を選択することは出来る。が、「再生中の曲」をメッセンジャー上で表示するかしないかということと、「再生中の曲」についての情報をM社のサーバに送信するかしないかということとは 全く別の話。メッセンジャーに表示していない間もM社のサーバが曲データを集め続けている可能性は大いにある。


といった具合に、メディアプレーヤーの「MSN Messengerミュージックプラグイン」とやらがかなりいかがわしい作業を裏でやっていそうなニホヒ。大体、たかがプレーヤーのプラグインの分際で一体何の権限があって他のプロセスを監視(おそらくはM社サイトへの報告も)しているんだろう。しかもプレーヤーそのものが起動していない時にまでどうやって仕事をしているのかという点も不明。

こういう代物は世間では普通「スパイウェア」と呼ばないか。…といっても別に「こわいですねーM社ひどいですねー」という話をしたいわけではアリマセン。こちらが頼みもしないのに「再生中の曲」情報を勝手に拾って行くなら、もしその拾って行ったデータが例えば「はまちちゃん」だらけだったとしても文句言いっこなしですよ>M社 という話デスw