Last.FMの使い心地

昨日の続き。追記しようと思っていたけれど寝ちゃったから今日改めて書く。

音楽再生には専用のaudioscrobblerというのをインストールする必要がある(5/23追記:これはマチガヒ。audioscrobblerは再生した曲に関するデータをLast.FMのサーバに伝える仕事しかしていない。これを入れてなくても、player.exeだけあれば楽曲の再生は出来る。)。これがWin用だけでもMediaPlayer用だのiTunes用だのといろいろあってどれを選べばよいのかで迷う。取り敢えずMediaPlayer用だけ入れてみることにした。インストール作業自体は簡単に済む。

その後で更にLast.fm専用のplayer.exeというのをインストールする。これとMediaPlayerとの間がどういう関係になっているのか、よく分からん。分からんけど実行そのものに支障は無かった。


そのplayer.exeの設定ダイアログ。音声デバイス名のドロップダウンで日本語が文字化けしている。たぶん文字化けしている項目は「デフォルトのデバイスを使う」とか「新しいデバイスを探す」とかそんなのだろうけれど、どうせ使わないから気にしない。


player.exe実行中。この通り外観はかなり野暮ったいけど、気にしない。
実行中にプロセスが消費しているメモリやCPU時間をタスクマネージャで確認してみたが、LAUNCHcastに比べたら格段に軽いようだ。


私の頁は現在こういう様子。色使いが垢抜けない。Flickrも相当ダサイと思ったけれど、上には上があるものである。


一番大事な「鳴らしてみてちゃんと好みの曲だけが掛かるように持って行くまでの手順」が、LAUNCHcastに比べるとまどろっこしく感じる。

LAUNCHcastの場合、アーティストごと / アルバムごと / 曲単品ごとにレーティングをやる仕組みで、実はテキトーに好みのジャンルのチャンネルを流しながら気に入らない曲が出て来る毎に "Never play again" を押して行くだけでも結構早くいい感じに出来上がって行く。

それに対してLast.fmのほうはどうやらレーティングではなくタグ付けでPreferenceを決めて行く仕掛けのようだ。"Never play again" に当たる物がLast.fmにも一応あるにはあるのだが、LAUNCHcastが「アーティストそのもののBAN / アルバムのBAN / 曲単品のBAN」を自由に選べるのに対し、Last.fmのほうは曲単品のBANしか出来ないようだ。Deep Purple Relatedを選んでおいたら何故かコレでもかというくらいメタリカが出て来て、そのたびにBANボタンを押す羽目に。これではキリが無いぞ(笑)。


選べるチャンネルの多様さの点ではLast.fmのほうがLAUNCHcastに比べて格段に優れていると感じる。こういうところはカテゴリ分類ではなくタグ付けでやっている強みだろうが、これが結構重宝する。

ただそのタグ付けをやっているのが一般ユーザである以上、そのユーザたちのセンスがおかしいと曲と曲との関連付けもおかしくなるわけで、おそらくさっきのメタリカもそのせいで出て来るのだろうけれども、ここは怒るところなのか笑うところなのか迷う。

それから、タグ付けでやっている副産物といってよいかも知れないが、自分でカスタマイズしたチャンネルを複数持てるのがLAUNCHcastに比べるとエライ。うるさい広告が入らないのもよい(苦笑

夕方追記

メタリカまではまだ許そう。
リッチー・ブラックモアのバリバリのギターソロを堪能した後に↓コレが引っ掛かって来るのはさすがに如何なものか(笑)

マウスカーソルが思わず「BAN」を押そうとしているように見えるのはたぶん樹の精です
†(∂_∂ )β〜☆