画面キャプチャツールのこと・続き

軽い画面キャプチャツールが欲しいという話を4/29に書いたら、犬仲間(笑)の人たちが知らせてくれたのが2つある。ご両名多謝。

どちらもFirefoxの拡張として動作するもの。正確には画面というよりは文書のキャプチャだ。当然ながらFirefoxの外では動作しない。従って4/29に入れたEasyShotに完全に取って代わるというわけには行かない。それは承知した上で試してみた。

ブラウザで表示している文書をキャプチャするということは、取りも直さず 現在ブラウザの窓のクライアント領域に表示されていない分を含め文書全体を一気にキャプチャできるということ()。EasyShotではこういうことは出来ない。活かすとすればここだな。某紙の珊瑚記事の一気撮りとかw。まぁそれは魚拓でも使えばいいのか。

Pearl Crescent Page Saverについて

  • フォーマットはPNGのみらしい。
  • ホットキーはカスタマイズ可能。Preferenceで指定しておけば右クリック時のコンテキストメニューからの操作も可能。
  • 頁全体をキャプチャするか、現在表示している部分だけをキャプチャするかは Preferenceで指定しておける。
    ホットキーはここで選んだほうにしか割り当てられない。例えば「頁全体のときはF12、表示部分だけの時はShift+F12」といったことは出来ない。但しコンテキストメニューからの操作でなら双方いつでも実行可能(両方ともメニューアイテムとして載っている)。
  • 縮小保存可能。縮尺での指定と許容最大幅での指定との2種類に対応。後者はEasyShotには無い機能だ。
  • ファイルの保存の仕方は通常のWindowsアプリのダイアログを用いている。このため、スクリーンショットを保存するディレクトリを所望の一箇所に固定しておくということが出来ない。FirefoxでHTML文書なり画像なりを最後に保存したディレクトリがまず開く。些細なことに思えるが、これが結構使い勝手を損なっているように感じる。EasyShotに比べて見劣りのする点。
  • ファイル名の付け方は文書のタイトルをそのまま踏襲する。日時をファイル名に含めたり、連番で保存したりといったことが自動でできない。この点でもEasyShotに負けている。

ScreenGrabについて

  • フォーマットはやはりPNG
  • Javaを使う。そのため初回の操作でVMを起動するのでかなり重たく感じる。
  • ホットキーの割り当てが出来ないようだ。もっぱらコンテキストメニューから操作する。私にはコレがかなりまどろっこしく感じる。
  • 保存する領域については、文書全体/現在表示中の部分のみの他に、タイトルバーやツールバーなど一切合財を含んだウィンドウイメージでの保存に対応している。Pearl Crescentにはコレが無い。
  • ファイルの保存の仕方、ファイル名の付け方については Pearl Crescentと同等。