ショパンに "baroque" なんてタグ付けてるのは何処のどいつだ
最近こんな頭使わない日記までサボりまくりですが、それはさておき Last.fmのことである。何故か昨夜犬仲間(?)の間でちょっと話題に上っていた。皇居周辺でLast.fmを使い込んでいる人(いや犬)は2人(いや2匹)しか知らないのだが。
標題、ショパンはあくまで一例に過ぎないのだけれども、タグ付けを見てみただけでこの惨状。こういうことをされるとタグラジオのS/N比が落ちる。「Global Tag Radio: baroque」とかを聴いた時に どう考えてもバロックのバの字もかすらないようなヤツが次から次へと掛かるようになってしまうわけ。それがどれだけうんざりさせられる事であるかは一度やってみればお分かり頂ける筈。いい加減にしないと私も怒って村田英雄に "female vocalist" とか付けちゃうぞ。またはナントカ娘に "folk" とか、某ビジュアル系ボーカリストに "156cm" とか。あぁこれは合ってるのか。まぁいいや。
さて、タグ付け以外で頭の痛いのが例の "similar artists" の件である。上のショパンの例でも shoutboxで「何で similar artistsにリストが載ってるわけ?」とか言ってる人がいる*1けれども、そんなの可愛いものだろう…前に書いた「シベリウスに石原裕次郎」とかに比べれば。
"Similar artists" のほうは タグ付けとは違っておそらく「○○を聴いてる人はよく××も聴いてます」的な、はてなやらAmazonやらで謂う所の「おすすめ」みたいな選び方*2をしてるのだろうと思うけれども、ということはアレですか、シベリウスのファンってそんなに裕次郎が好きなんですか。「フィンランディア」とか聴きながらジャブだフックだと嵐を呼んでる方がそんなにたくさんいらっしゃるわけですか。世界は広い。
まぁ私は今までに「Similar Artists: Sibelius」とかは聴いたこと無いので裕次郎にお目に掛かったことは絶無なのだけれども、同様の困ったsimilarさんが幾らでもいる。例えば「ベートーベン・ブラームス・ワーグナー」とか適当に見繕ってSimilar Artistsを鳴らしてみると、何故かスラブ系がうんざりするほど出て来たり。ラフマニノフとかプロコフィエフくらいまでならまだ我慢もするが、チャイコフスキーとドボルザークだけはどうにかならぬかと思う。ちょっと油断するとあれがワラワラと涌いて出るものだから、Last.fmを鳴らしっぱなしで席を立てない。気がついたら自分のプレイリストがスラブ系の田舎臭〜い曲目で埋まっていたりするとかなり悲しい。
何度skipしてもしつこく出て来るものだから、最近ではドボルザークなどは出て来るや否やBanしてしまうことにしている。この週末だけで一体何人のドボルザークを駆除したか知れない。こうまで眼の敵にされるドボルザークもいい面の皮である。悪いのは間抜けな関連付けをしてしまうLast.fmのシステム設計であってドボルザークその人には何の咎も無いのだが。