Adblock Plusに乗り換えた

Bloglinesのフォルダが開かなくなったのはAdblockが悪さをしていたせいだという話を先日書いたばかりだけれども、探してみたらAdblockとは別にAdblock Plusというのがあるらしいので、それまで使っていたAdblock 0.5.3.42からAdblock Plus 0.7.0.1というのに乗り換えた。

ダウンロードはこちらからAdblock Plusは従前のAdblockとは別物扱い。つまりFirefoxAdblock PlusAdblockのUpgradeとして探しには行かないので、手作業で乗り換えをやる必要がある。


Preferenceダイアログが従来のと随分違う。以前の所謂WhiteListをフィルタ編輯画面から直接記述できるようになっていた。前から欲しいと思っていたやつ。

上は試しに当日記をWhiteListに入れてみているところ。既存のフィルタ規則を真似て書いてみる。

@@|http://d.hatena.ne.jp/a6m5/

のアタマの「@@」がWhiteListの印で、その後の「|」はURLの始め(正規表現で謂う所の「^」と同じ)を意味するらしい。

"Enabled" なる緑色のbulletがあるが、これを押すことで特定のフィルタ規則だけを(消さずに)Offに出来る。これは従来のAdblockには無かった。

フィルタの書き方をちゃんと読んでみる。思ったより柔軟な記述が出来るのだな。そもそも上の「@@」などという記法も今回初めて知った。これ、従来のAdblockでも或る程度使えたらしい(前掲頁末尾の "Compatibility notes" を参照)。

他にCSSと等価な記法が使えるらしいことも書いてある。今までiframe以外のテキスト広告は専らコンテキストメニュー拡張のユーザスタイルシートを使って消していたけれども、今度こちらも使ってみよう。


ちなみに上のスクリーンショットではbloglinesをWhiteListに入れてあるが、今回入れたAdblock Plusではこれをやらなくても従前のAdblockのようにフォルダの+アイコンを消してしまう不具合が起きないようだ。


一つだけ困ったことがあって、今回のAdblock Plusでは "List all blockable items" ダイアログが All-in-one Sidebarに飲み込まれてサイドバー行きしてしまった。こんなに幅を食うものまで何でもかんでもサイドバーに入れてしまうのも考え物。しかもAll-in-one Sidebarからその "List all blockable items" ダイアログを新規タブとして開いた場合にはダイアログがエラーを出して動作しない。All-in-one Sidebar側のPreferenceでもいじって回避してやる方法は無いか。

5/28 追記

上の "List all blockable items" の件。サイドバーの右上の方に "Detach" というリンクがある。

これをつついてやると "all blockable items" のリストはサイドバーから外れてポップアップになる。これはどうやらAll-in-one sidebarではなくAdblock側が持っている機能らしい。