Yahooがイマイチ詰まらんのでTYGEMとKGSを試してみる
最近オンライン碁の話ばかり書いているので、この際カテゴリを独立させることにしよう。
昨日の記事へのコメントでid:lettuce0831さんという方が知らせてくれた「KGSやタイゼムあたり」というのをGoogleで探してみた。どちらも簡単に見つかる。
タイゼムについて
これのこと:http://www.tygem.co.jp/
co.jpドメインだが、一見して分かるように韓国企業のサイトだ。私はweb系の技術水準に関しては韓国企業をハナから当てにしていないので、この時点でいきなり心象ワロシ。
案に違わずMozilla系ではマトモに動作しない*1。JavaScriptがエラーを出しまくってSign-upもSign-inも出来やしない。仕方ないのでSleipnirからSign-upすることにする。
これまた案に違わず、対局に入るには何やらいかがわしいexeファイルをダウンロードする必要があるらしい。念の為テスト用のマシンに入れてみる。動作がおかしい。プログラム本体が立ち上がった後も自称ローダーがメモリ上から消えない。タスクバーにもヘンなモノが残ったままで、しかもクリックしてもメニューすら出ないからタスクマネージャから殺さないと消えない。
ともあれ起動した本体を暫く見てみる。ところどころに半角カナで何か書いてるのはEUC-KRをSJISで読んでいる証拠だ。まぁ部屋にいる韓国人の名前など読んでも仕方ない*2ので実用に支障は無いのだろうが、相変わらずボロい。UTF-8使おうよ。
10分もしないうちに嫌気が差して、さっきインストールしたばかりのexe一式を消すことにする。韓国のエンジニアのやることだから、アンインストーラなど用意しているわけが無い。コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」にはそもそも名前が載らないので、其処からも消せない。仕方ないのでc:\Program Filesの下のディレクトリだけ丸ごと消去する。%windr%には特に怪しげなDLLなどは残っていないようだが、レジストリにヘンなものが残っているかも知れない。こういうことがあるから韓国製ソフトをメインのマシンに入れてはダメだ。
ついでながら、ファイルを消す際にディレクトリの中身を見てみたが、日本語版のファイル名に平気でハングル使ってた。こういうまぬけさ加減はやはり韓国ならでは。こういうサイトが曹勲鉉とか李昌鎬とかの名を冠しているのは如何なものか。
KGSについて
これのこと:http://kgs.kiseido.com/ja_JP/
TYGEMにがっかりさせられたが、こちらは満足の行く出来だ。首頁の見栄えがかなりチャチな感じなので「ひょっとしてCGI対局?」と一瞬疑ったが、対局そのものはちゃんとしたJavaアプレットで動作する。どうやらもともと英文で作ったサイトと見えて、ところどころすっとこどっこいな日本語が見られるけれども、まぁご愛嬌だ。
上はJavaアプレットの起動直後の様子。右側が今いる参加者一覧。"Suika" が私*3。左上が現在進行中の対局一覧(対戦相手待ち含む)。見やすい。
タブの "Open games" と "Active games" の違いがまだよく分からん*4けど、そんなことは後だ後。
こちらは対局を観戦しているところ。棋譜をローカルに保存できる機能があるのがいい。保存にはSGFなるフォーマットのファイルを用いる。SGFについてはYahoo Japanの棋譜送信メール中にも言及があった。これについては後日書く。